ご支援くださった皆様へ
 残暑の季節から、運動会や体育祭の過ごし易い季節を迎えましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。


 昨年9月8日、県庁において記者会見を行いまして、娘めぐみのアメリカでの心臓移植に際し、皆様にご支援をお願いしましたところ、たくさんの皆様から心温まるご支援や励ましの言葉をいただきました。これらに支えられて、娘は10月6日、元気になって帰国いたしました。また、翌7日に知事様にご報告し、記者会見を行いましたところ、新聞で大きく取り上げていただき、皆様に感謝のご報告をすることができました。本当に夢のようです。皆様のご支援は生涯忘れることはありません。ありがとうございました。


 また、1年以上の間、私どものために精力的にご支援くださった事務局長の田雑健様始め発起人の大沢克彦様・関根一郎様・織田澤好美様・新井進二様・保母光彦様・新井規夫様、心から感謝申し上げます。また、たくさんの方々が、私たちの知らないところで呼びかけをしてくださったとうかがっております。ありがとうございました。学校で、街頭で募金を呼びかけてくださった小学校・中学校・高校の生徒の皆さん、温かい励ましの言葉を寄せてくださった生徒の皆さん、本当に勇気づけられました。ありがとうございました。


 3月4日に娘とともに成田を飛び立つときは、娘は再び元気で帰国できるだろうかと不安で一杯でした。幸いにも、3月20日にドナーの方の善意を頂いてデンバー小児病院で移植手術を受けました。その後、6ヶ月間デンバーに母親とともに滞在し、デンバー小児病院で術後の管理を受けてきました。この間、心配していた拒絶反応もなく、体力も順調に回復し日常生活も普通に遅れるようになりました。今後は、定期的に通院して術後の管理を行っていくことになります。


 今、娘の中には2つの命があります。娘の命とドナーの方の命が。どちらが欠けても生きていきません。また、娘には4人の親がいます。私たちとドナーのご両親が。娘もドナーの方も幸せに生きて欲しいと願っています。娘は私たちのだけのものではない。私たちはこのことの重みを幾度となく考えさせられ、生涯忘れることはないと思います。


 最後になりましたが、皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。
 本来ですとお一人お一人に直接ご挨拶をもい仕上げるべきところですが、このような形になり失礼いたします。ご支援、本当にありがとうございました。

10月12日
杉田一郎・裕恵


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